当日の様子 | ||
赤や黄色に彩られた松本の街が秋晴れに一層映えるなか、北は茨城・南は大分県から 来賓・恩師・仲間がともに誘い合い あつまり、「銀河の集い」が盛大に開催されました。 いくつかのイベントを取り混ぜながら進んだ当日の様子を今一度振り返ってみますと… 蟻ヶ崎高校同窓会としての公式行事でもある今日の集いには、来賓として当時担任をしていただいた先生方だけでなく 現在の学校長・小松先生と、同窓会長・三澤様もお招きし、総勢91名の笑顔が会場を飾りました。 もちろん担任の先生方も6名全員が 元気な姿でお越しいただきました。 (当日インフルエンザを患い来て貰えなかった2名さん とても残念でした。) まず実行委員長が開会を告げ、続いて小松学校長、三澤会長のお二人からお祝いのご挨拶を頂戴しました。 母校が入試の試験倍率で県内トップクラスだという相変わらず人気の高い高校である事や、卒業した同窓生が各地で活躍している姿などを披露していただいた後、皆さんから寄せていただいたご芳志である寄付金を目録の形でお贈りしました。 きっと、在校生や将来の後輩たちの為に役立てて貰えることと思います。 乾杯の前には、物故者への黙祷を捧げました。 前回の集いの後、1組の中川雅子さんがご逝去され、恩師2名を含め故人は8名にのぼってしまい、本統に残念な事です。故人の方々のご冥福を心よりお祈りいたします。 その後乾杯となったわけですが、ここで一つ目のイベントが行われました。 タイムカプセルとして母校の校長室で預かっていただいていたワインの登場です。 いくつもの思いが寄せ書きされたボトルから注がれたグラスを手に、皆で高らかに唱和して乾杯。楽しい祝宴が始まりました。 会食中、恩師の先生方より一言ずつお言葉を頂戴いたしました。私達が五十路を迎える歳になったにもかかわらず、恩師の先生方がこうしてご健勝であられる事に改めて敬服するとともに感謝いたしました。 (相変わらす話が長いなぁ、という声があがったりしておりましたが…) 今回の集いでのメインイベントはと云うと、それは懐かしい映像上映でした。 当時の放送委員がカメラを回し撮影してあった高校時代の映像が、動きを伴ってスクリーンに蘇ったのです。 当時のファッションを取り上げた作品には、オーバーオールやプリントシャツを身に着けた、まさに私達そのものの懐かしい姿が映し出され、みな食い入る様に見入っていました。 また、いま現在の学校の様子を撮ったスナップや学生時代の若々しい写真が次々にスライド上映され、変わらない風景の懐かしさや、綺麗になった校舎に歓声が沸きあがってもいました。 そんな風にいくつかのイベントを挟みながら、会場内の熱気はとどまることなく、あちらこちらで話の輪が広がり、花が咲き、笑顔が溢れる素敵な集いの時が流れていきました。 結びの時間が近づいた頃、皆で校歌を斉唱し30周年記念同窓会の締めとした訳ですが、ここでハプニングが発生。 万歳などしないで自然に散会の予定でしたが、恩師のご健勝や皆の活躍を祈念しようじゃないかという声がいくつか沸き起こりました。急遽恩師の皆様方にはステージに登壇いただき、同窓会長にご発声をお願いして改めての万歳三唱を盛大に行いました。これで本統の締めとなった訳ですが、まだまだ終わりにするには名残惜しいとばかりにクラス毎でスナップ写真を撮りあったり、その後も会場に居続けた挙げ句、参加者の2/3が会場を移動して二次会へと進んでいったのでした。 高校時代、ほとんど話したことも、記憶すらない同窓生とも『お互いに同じ学校にいたんだなぁ、と思うだけで暖かな気持ちになれて話ができたよ。』という人もいました。 『すごく楽しくて、そこにいるだけで元気になれる、そんな幸福感がいっぱいに満ちていたよね。』という人もいました。 同じ時間を同じ空間で過ごしたという共通の想いの確かさに導かれる、同級生であるからこその繋がりや喜びを改めて感じることの出来たひとときでした。 |